台風が接近すると、強風や飛来物によって窓ガラスが割れる事故が発生します。ガラスが割れると、室内に破片が飛び散り、人だけでなく猫も大きなけがをする可能性があります。また、大きな音や揺れに驚いてパニックを起こし、脱走してしまう事例もあります。
本記事では、防災初心者の方でもすぐ実践できる「窓の飛散防止対策」と「猫の安全確保」について、順を追って解説します。

保護猫2匹と暮らす防災士。ふだんは在宅エンジニア。
東日本大震災を経験したことがきっかけで資格取得。
一番大好きな備蓄食品は「えいようかん」。
愛猫を守るために台風前に必ず行う室内の対策
シャッター・雨戸は早めに閉める
戸建て住宅や低層階にお住まいの場合、シャッターや雨戸は強風域に入る前に閉めてください。風が強くなってからでは危険です。
- 完全に閉める
- ロックを確認する
- 中途半端に開けない
シャッターや雨戸は、飛来物から窓を守る最も有効な方法です。
窓ガラスに養生テープを貼る

シャッターがない場合は、養生テープで飛散防止対策を行います。
- ガラス面に「米印」または「格子状」に貼る
- 中央から外側へ空気を抜くように貼る
重要なのは、「割れないようにする」のではなく「割れたときに飛び散りにくくする」ための対策である点です。
さらに効果を高めるために、カーテンやブラインドを閉める、段ボールを窓の内側に当てるといった方法も有効です。
ベランダ・庭を片付けておく
強風で飛ばされた物が窓に衝突し、ガラスが割れることがあります。
- 植木鉢
- 物干し竿
- その他インテリア
上記のようなものは、室内に移動させましょう。
にゃあこガーデンテーブルなど大きくて室内に入れられないものは、大きな柱などにビニールテープで固定しましょう。
排水溝の詰まりを確認する
詰まっていると、ベランダが浸水する恐れがあります。
台風接近中の猫の安全確保


窓から離れた部屋に移動
台風中は、窓の近くに猫を近づけないことが基本です。可能であれば、窓の少ない部屋へ移動させます。
キャリーケースを安心スペースに
猫は狭く暗い場所を好みます。キャリーケースに毛布をかけておくと、安心して入ることがあります。避難が必要になった場合にもすぐ対応できます。
脱走防止の徹底
強風の音や雷でパニックになることがあります。
- 玄関の開閉は最小限に
- 窓の鍵を再確認
- 来客対応は慎重に
一度外へ出ると、暴風雨の中での捜索は極めて困難です。



普段から玄関の手前にペットゲートを設置しておきましょう!
停電への備えも忘れずに!


台風では停電が発生することがあります。
特に台風が発生しやすい夏場は、エアコン停止による室温上昇が危険です。風通しの良い部屋へ移動し、保冷剤をタオルで包んで近くに置くなどの対策を行います。



停電時の対策についてはこちらの記事を参考にしてください!


まとめ
台風対策は「強風が始まる前」に終わらせることが重要です。
- シャッターを閉める・ベランダを片付けるなどの対策
- 猫の待機場所確保
- 停電への備え
この4つを押さえれば、室内の安全性は大きく向上します。猫は自分で身を守ることができません。飼い主の事前準備が、命を守る行動になります。



