災害時に停電や断水が起きると、室内の温度調節や水の供給がいつも通りできなくなります。
本記事では、停電・断水時に実際に使える具体的な猫ちゃんのケア方法をわかりやすく解説します。

保護猫2匹と暮らす防災士。ふだんは在宅エンジニア。
東日本大震災を経験したことがきっかけで資格取得。
一番大好きな備蓄食品は「えいようかん」。
なぜ停電・断水対策が必要なのか
地震や台風などの災害が起きると、停電や断水が発生する可能性があります。電気や水道が止まると、猫の生活環境は大きく変わります。
停電が起きると…
エアコンや暖房器具が使えなくなり、室内の温度が急激に変化します
特に夏や冬は、室温の変化が猫の体調に影響を与えることがあります
断水が起きると…
飲み水の確保が難しくなり、十分な水分を取れなくなるおそれがあります
猫が脱水状態になり、場合によっては命に関わることもあります
にゃあここのようなリスクを減らすためにも、停電や断水が起きたときに備えて、事前に対策をしておくことが重要です。
夏の停電時:熱中症予防と冷房代替案


猫は体温調節が人より苦手で、自分で体温を下げる手段が少ないため、高温環境では熱中症のリスクが高まります。停電でエアコンが使えなくなると室温は急速に上がり、特に夏場は注意が必要です。
氷や保冷剤で冷やす
停電前に冷凍しておいた氷や保冷剤をタオルで包み、猫の近くに置きます。タオルで包むことで直接肌に触れず安全に冷却できます。氷を複数用意しておくと、冷気を長く保つことができます。



普段から使えるクールマットを用意しておくのも良いです!
風通しの工夫
直射日光を避けるため、カーテンやブラインドを閉めて部屋を涼しく保ちます。また、窓を開けて風を取り込むことができれば、室内の温度上昇を緩やかにできます。



ただし、脱走に注意です!
網戸は必ず閉めたままで換気しましょう。
ドアを開ける場合は、ガードの設置を忘れずに!(普段から設置しておくと慌てなくてよいです)
水分補給をこまめに
断水前からペットボトルなどで水を備蓄しておき、複数の場所に水皿を置いて猫が自由に飲めるようにします。猫は熱があるときに飲水量が増えるため、いつでもアクセスできるようにします。
冬の停電時:防寒対策の具体例と暖房の代替案


停電で暖房が使えないと、室内は急速に冷え込みます。猫は寒さによって低体温症になる恐れがあり、特に短毛種や老猫・子猫は注意が必要です。
毛布や布団で暖かく
毛布やタオルを重ねて猫用の暖かいスペースを作ります。床近くは冷気が溜まりやすいので、床面より少し高い場所に毛布を敷いたり、段ボールやクッションを使って断熱層を作ると効果的です。
湯たんぽの利用
布で包んだ湯たんぽを猫が近づける場所に置くと、じんわりとした暖かさを提供できます。湯たんぽを直接触れさせるとヤケドの危険があるため、必ず布で包んでから使用します。



熱くなりすぎない湯たんぽを使ってあげると、低温やけどの危険性も低いです!
断熱シェルターの工夫
段ボール箱に毛布を敷き、入口付近に布を掛けることで、外気を遮断しやすくなります。こうした簡易シェルターは室内温度を保つ補助になります。



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夏冬共通:電気を使わず温度変化から愛猫を守る工夫
遮光カーテンを利用する
停電中はエアコンが使えないため、室温は自然に変化します。遮光カーテンを使う、窓を少し開けて風を通すなど、室内の温度をゆっくり変える工夫をします。



我が家では猛暑の室温対策に、猫たちがよくいる部屋は遮光カーテンを採用しています。
とはいえ、カーテンって結構高いんですよね~……!
買い替えの時期に思い出してもらえればOKです。
窓やドアを開けて換気する場合には、脱走防止ガードを忘れずに。
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断水時の水の確保方法
日頃から水を備蓄
断水時は給水ができなくなるため、猫の飲み水は事前に備蓄しておく必要があります。専門家はペットのための水も含め、最低でも数日分の水を用意することを推奨しています。
備蓄以外での水の確保
断水していない場合は、複数の容器に水をためておき、洗面器や大きなボウルに水を用意しておきます。
停電中は自動給水機が使えなくなるため、複数の水皿を設置して猫がどこからでも飲めるようにします。
直射日光の当たらない涼しい場所に水を置くと、水が蒸発しにくく、猫にとって飲みやすい環境になります。災害時でも、飲水は清潔な状態を保ってあげることも重要です。
まとめ:停電時は室温に注意!断水時はきれいな水の確保を!


停電・断水は予測が難しい事態ですが、事前に備えておくことで猫の健康を守ることができます。



具体的なポイントを整理すると次の通りです。
- 夏は氷や保冷剤で局所冷却、風通しの工夫をする
- 冬は毛布や湯たんぽで室内の暖かさを保つ
- 断水時は水の備蓄・複数の水皿でいつでも飲めるようにする
これらを知っておくことは、家族として大切な猫の命を守る一歩になります。準備を少しずつ進めておきましょう。









